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“天使の錬金術”というコンセプトで作り出した4点の連作。「風、火、土、水」の四大元素をそれぞれのモチーフにあてはめ、人のパーツを使って仕上げたものです。展示サイズはB1、でかいです。搬入、かなりしんどかったです。「どんだけでかくすれば気が済むんだ」と己に突っ込み入れたくらいです。幅1m超で、ミニブース2連結でもそのままでは足りなくて、やや変則的な引っかけ方をしているのは下の写真の通り。
※例の数式について
「ナンデスカコレハ???」の一番の原因になったであろう、例の数式。各作品の右下にこっそり入っているものです。

上から順に、“アインシュタイン方程式”“ディラック方程式”“ポアソン方程式”“シュレディンガー方程式”となっております。「相対論から量子論、そして相対論的量子論へ」の一連の流れがここにあります。錬金術は、物質の変容を精神の変容になぞらえ、精神的な修練も必須項目として挙げています。ある物質がいくつもの変容過程を経て別の物質へ変化していく様、例えば燃焼、溶解、昇華といった化学的な反応は物質そのものが起こしているのではなく、精神の反映だと考えるのです。錬金術の謎めいた記述の多くは、化学反応と精神の変容を同等のものと捉えているために、抽象的で分かりにくい、とされています。
物理法則は確かに上記の式のようにシンプルで美しい形をしていますが、人の精神はそれほど単純なものではありません。そのギャップに、奇妙な魅力を感じました。
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